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合格発表

調布市立神代中学校 J君 私立 日大鶴ケ丘高校 推薦

この塾に入って早3年。
山あり谷ありの成績でした。
自分の志望校は早い段階で決まったものの、テストの点数は長い間伸び悩んでいました。
1年、2年と重要な国語、数学が苦手で、テストの点は半分取れるくらい。
このままではダメだと塾の先生のアドバイスを取り入れ、勉強の仕方を試行錯誤しました。
その結果、少しずつではあったものの、苦手教科の点数は上がって行き、なんとか3年時の重要な内申へのテストで8割を超え、志望校に受かることが出来ました。
3年時には毎日勉強を分割し、読書、運動を適度に取り入れることが重要という結論に達し、その結果勉強効率が上がり、知識の幅が増えていきました。
勉強の方法としてはワークの問題を何回も繰り返し、基礎を固めるのが自分に一番合っていました。
母と塾のことで言い合いになり一度は辞めようとしたこともありましたが、この塾で良かったと今心から感じています。
今まで熱心なご指導、本当にありがとうございました。

教室長メッセージ

お疲れ様!!
そして合格おめでとう!!

本人の言う通り、
 山あり谷ありの塾生活だったけど
本当によく頑張った!!!!!!

高校では野球頑張れ!!
甲子園出場 目指して頑張れよ!!

【入塾】
 彼が入塾したのは1年生の夏くらいでした。友達に誘われての入塾でした。当時から高校でも野球頑張るために、野球の強い私立に行きたいということを言っており、また、生活自体も中学の部活を中心にした生活でした。入塾した当初の成績で見ると、この子はもっと点数が伸びていくという確信がありました。
彼は野球の話をするととても論理的に、野球を全く知らない私にもわかるように説明することが出来たからです。

【入試戦略】
 彼の戦略としては、一般入試よりも推薦入試を狙っての受験を目指させるように決めました。理由としては、日大鶴ヶ丘の受験者は、中学受験で失敗し、早い時期から英才教育的な受験指導を受けている層が多いため、その点で彼は不利になると思ったからです。具体的には、高校範囲の英数、そして古文です。これらは公立学校の授業では、英数については学年不相応なため、全く扱いません。
また、古文については授業で扱う古文は受験対策としての性質はあまりありません。国語が苦手教科だった彼にそれらを十分なレベルで達成してもらうのは、当時は難しく思えました。

【受験生になって】
 彼は学年切り替わりの面談の際に、「ここでやらなくて落ちたら意味が分からない。自分のやりたいことだから俺は頑張る」という言葉を発しました。
私の中では受験は十二分に行けるだろうとなりました。前期期末の試験では、前回に比べて50点以上も高い点数を取ることに成功しました。彼は2年の学年末での取組反省を活かし、かつ試験前の部活を封印しての取り組みです。
点数が上がることは目に見えていましたが、ここまで上げてくれるとは予想以上でした。彼の努力が良い意味で私の予想を裏切ってくれました。
後期期末が終わるやいなや、漢検2級の勉強をスタートしました。内申が足りない場合に補えるようになるからです。
彼はCBT受験を駆使することでチャンスを増やし、なおかつ勉強を進めていき、見事内申確定前に検定を取ることに成功しました。

【推薦の対策】
 内申が確定すると確実に合格できるA推薦は取れず、B推薦ではありましたが、推薦の枠には収まることができました。
試験科目と試験時間が特殊だったことから、二人で内容について対策を立て、結果教科書内容のしっかりとした復習。その中でも塾に通っていなかった時期の1年の文字式・方程式の内容を重点的に勉強していくことに決めました。

【合格】
 結果発表日、彼は見事に合格していました。
B推薦はA推薦の受験者の数に応じて合格者の数が変わるため、2018年度試験は例年よりも実質倍率は高くなっていました。
しかし、その中で推薦試験自体で合格できたのは、彼の中の一つの成長の指標になると思います。

【勝因の分析】
 彼の勝因は二つです。
 一つ目は、早い段階での志望校をハッキリさせていたこと。そして中学三年生になる前に、しっかりと切り替え、
試行錯誤する時間を用意できたことです。目標がない中、自分の点数を上げて行くことはとてもつらく、大変なことです。
彼にとっては2年生の間にそれを経験し、3年時にはその反省を活かしてテスト対策に取り組めました。
 二つ目は、彼が戦略的な思考を出来る性分だったという点です。彼は自分でも受験への道筋を考えていましたし、
こちらのアドバイスについても、聞くべきところは聞き、違うと思ったら反論できる生徒でした。塾と生徒で作り上げた受験には努力が不可欠ですが、
その効果を何倍にも増やすのは戦略です。彼の戦略的な思考があったからこそ、彼の志望校への受験を応援したというのが、塾側としての考えでした。

【受験を見据えたアドバイス】
 当校に縁がある内にかかわらず、受験生のお子さんを持つ親御さんは、勉強についての戦略を考えるように声掛けしてみてあげて下さい。
親御さんや塾の指示に従っているだけでは、出来るようには成りません。その意義を理解し、必要と感じてこそ勉強の質が追いついてきます。